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菩提樹

マスゲム小説をお一つ。続きからどうぞ。

マスター視点で、ゲムヲ喋ってないけど。


天野月子(現在:天野月)さんの「菩提樹」という曲を聴いて、「これはマスゲムでやらねば!!」と思い立った結果です。
最初アナログで紙芝居マンガっぽく描いてたけど、やっぱり小説に。

さぁ、みんなもつっこさんの曲を聞こう!!\(^o^)/

-->





泣いている。ふと、そう思った。



今夜の天気はあいにくの雨。しとしとと草木を濡らし、伝って地面へと水滴が落ちていく。
地面は水滴を受け止め、受け止め切れなくなると水滴は次に受け止めてくれる場所を探しに流れていく。


だが、今夜は落ちてくる水滴を一身に受け止める存在がいた。


皆が寝静まった真夜中、屋敷の庭にそいつはいた。
そいつは、こちらに背を向けた状態で、暗い空を見上げていた。
その顔にどんな表情を浮かべているのかは判断できない。
私の気配に気付いたのか、こちらを振り向いた。


――そいつは、笑っていた。


いつものような、へらへらとしたものではない。
苦しみを隠すような、笑顔。

それを目にしたと同時に、胸が締め付けられ、足が動いていた。


ああ、どうしてお前は――

そいつの目の前まで行くと、しっかりとそいつを抱きしめる。
存在を確かめるように、このまま、消えていかないように。
そいつは驚いたようで、息を呑んだ音が聞こえた。


「ごまかすな。」

「私がいる。皆もいる。」

「独りで抱え込まくていい。」


そいつの両手は、私にしがみつくのを戸惑い、空に翳されていたようだが、抑えきれなかったのだろう。
背中に力が加わったのを強く感じた。


「独りで泣くな。・・・ここで泣け。」


―少しして、雨の音に混じりながらも、嗚咽が耳に届いてきた。


庭に植えられている一本の菩提樹は、二人を優しく見守っていた。


----------

ゲムヲは、悪い夢でも見たのでしょう。


文体を淡々と書きすぎたかな?

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2012.07.14 | | コメント(0) | スマブラ

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